ちばの選挙

無党派の動向焦点 各陣営最後のお願いへ

 任期満了に伴う知事選はあす二十九日投票され、即日開票される。最終盤を迎え新人五候補(いずれも無所属)は、無党派層の多い都市部で支持固めを図っている。十七日間にわたる選挙戦はきょう二十八日限り。各候補・陣営は京葉東葛地域で「最後のお願い」を訴える。

 立候補者は俳優の森田健作候補(59)、社会福祉法人理事長の八田英之候補(64)=共産推薦=、元県議の西尾憲一候補(58)、関西大学教授の白石真澄候補(50)、元いすみ鉄道社長の吉田平候補(49)=民主、社民、国民新、新党日本推薦=の五人。森田候補を吉田候補が追い、さらに白石候補、八田候補、西尾候補が続く。

 森田候補は「かっこいい、日本一の千葉県づくり」を呼びかけ、“脱政党”のスタンスを強調。都市部での触れ合い遊説を重ね、無党派層への支持拡大に取り組んでいる。

 八田候補は「雇用や福祉の充実、無駄遣いを止められるは私だけ」と、共産党とともに世直しを訴え。西松建設の巨額献金事件を追い風に、陣営は勢いを増している。

 西尾候補は「八ッ場ダムを中止し、浮いた財源で県立医科大を創設」とプランを提示。八年前に堂本暁子知事を擁立したグループと連携し、公約をじっくり説明しながら遊説している。

 唯一女性の白石候補は「県の家計簿見直し」を約束。特技のなぎなたを披露し、財政再建に大ナタを振るう姿をアピールするなどパフォーマンスや話題づくりにも力を入れている。

 堂本暁子知事の後継を掲げる吉田平候補は、次期衆院選の民主党公認候補や党幹部を応援弁士に続々と招き遊説を重ね、「知事選から政権交代へ」のシナリオ実現を呼びかけている。


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