【未明の砦】(39) 太田愛・作 藤岡詩織・画

◆第一章 発端の夏(二十四)

 午前八時を過ぎたばかりなのに、照りつける日射しはうなじとふくらはぎ、肩の後ろをチリチリと焼くように強い。四人の前方、白く乾いた未舗装の路上で動いているのは、間延 ・・・

【残り 856文字、写真 1 枚】



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