【未明の砦】(38) 太田愛・作 藤岡詩織・画

◆第一章 発端の夏(二十三)

「もし、俺たちの考えてる通りだとしたら」と、秋山が湯飲みを片手に身を乗り出した。

「最大の謎は玄さんだよね。ただの善意っていうには、なんかちょっといい人過ぎると思わ ・・・

【残り 863文字、写真 1 枚】



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