千葉市、成田市で10園の保育園を運営している【荷物のいらない保育園】キートスチャイルドケア・キートスベビーケアで園長をしております!かい園長です!よろしくお願いいたします!
今回は『トイレトレーニングの具体的な声掛けや関わり』ついて書かせて頂きます!

以前のコラムではトイレトレーニングについての説明やトイレトレーニングを始める「タイミング」や「心構え」についてお話ししました。「どんな風に教えたらいいんだろう…」「どんな言葉掛けがいいの?」と悩むそんな保護者の皆さんの不安に少しでも寄り添う事が出来たらとても嬉しく思います。
今回は以前の内容の続編として、実際にトイレトレーニングを進めるうえでの「具体的な関わり方」や「声掛けの工夫」についてお話しします。日々の育児のなかで、子どもの反応に一喜一憂したり、自信をなくしてしまったりすることもあると思いますが、大丈夫です。焦らず、子どものペースに合わせて進めていきましょう。
「できた」を積み重ねる関わり方

まず、トイレトレーニングで大切なのは、「成功体験を積み重ねること」です。
「おしっこが出た!」「トイレでできた!」という体験を、子どもが「嬉しい」「褒められた」「出来た!」と感じられるように、保護者の関わり方がとても重要になります。
例えば、朝起きた時や食事の前後、お風呂の前など、1日の中で「トイレに行く習慣」をつくることが第一歩です。お子さんによってはまだ自分から「行きたい」と言えなかったり、間に合わなかったりすることも多いので、生活リズムに合わせて声を掛けてみましょう。
声掛けの例「朝のおしっこ、出るかもしれないね。トイレに行ってみようか」「ごはんの前にスッキリしようね」この時の声掛けは、「行きなさい」ではなく「一緒に行こうか」と誘うような言葉を選ぶと、子どもにとってトイレが「安心できる場所」「嫌なことをされる場所ではない」と感じられるようになります。
上手くいかない日も、大切なステップ
トイレトレーニングには、「うまくいかない時」や「間に合わなかった時」も絶対にあります。
そんなとき、「なんで言わなかったの?」「さっき聞いたばかりでしょ?」と叱ってしまうと、子どもは「怒られた」「トイレは嫌なもの」と感じてしまい、トイレへの気持ちが遠のいてしまうこともあります。
でも、トイレに間に合わなかった日も、子どもにとっては感覚を掴む為の学びの途中です。大人でも新しいことを覚えるには時間がかかるように、子どもにもその子なりのペースがあるので大切にしてあげて下さい。
声かけの例「濡れちゃったね。次はトイレでしてみようね」「大丈夫。トイレ頑張ってるところだもんね」間に合わなかったことを責めるのではなく、「次に向けてどうするか」に目を向けることで、子ども自身も前向きな気持ちになりやすくなります。
「出来た」を言葉でしっかり伝える
子どもがトイレで排泄出来た時には、その場でしっかり認めて、具体的に褒める事がとても大切です。
単に「えらいね!」だけでなく、「おしっこ、トイレで出来たね!」「教えてくれて嬉しかったよ!」など、子どもの行動を言葉で振り返ることで、達成感がより深まります。また、「お兄さんパンツ(お姉さんパンツ)をはけるのが楽しみだね」「〇〇みたいでかっこいいね」など、子どもが憧れる存在や成長のイメージと結びつけるのもオススメです。
ただし、褒め方にも注意が必要です。「トイレでできたらママはうれしい」「できないとお兄さんになれない」といった条件付きの声かけは、子どもにプレッシャーを与えてしまうこともあるので、子どもの努力や行動に対して無条件に肯定する姿勢を忘れないようにしましょう。
トイレを楽しい場所にする工夫

トイレが「暗い」「怖い」「退屈」と感じている子どもは意外と多いように思います。そんな時は、トイレの環境を見直してみるのも一つの方法です。
・好きなキャラクターの便座カバーやシール
・お気に入りの絵本を置く
・トイレに行けたらカレンダーにシールを貼る
といった工夫で、トイレに行くこと自体を楽しい体験に変える事も出来るのでオススメです!
また、おむつが外れたかどうかだけに注目するのではなく、「トイレに座れた」「行こうとしてくれた」「声をかけたら反応してくれた」といった小さなステップをしっかり見つけて認めることが、子どものやる気につながります。
保護者の不安や疲れも大切に
トイレトレーニングは、子どもにとっても保護者にとっても、体力も気力も使う大仕事だと思います。順調な日もあれば、つまずく日もあります。「せっかく昨日はできたのに…」とがっかりすることもあると思います。
でも、それは「成長していない」ということではなく、「成長の途中」だという証拠です。大人でも毎日100点の行動をするのは難しいですよね。子どもも同じだと思います。疲れたときは無理せず、一度お休みしても大丈夫です。「休むこと」も「進めること」と同じくらい大切な選択肢です。
トイレトレーニングは子どものやる気と保護者のやる気が一致しないと進まない過程です。
周りと比べず、我が子のペースを信じて見守っていきましょう。
最後に、以前も書かせて頂きましたが、トイレトレーニングに正解はありません。100人子どもがいれば100通りのやり方があるといってもおかしくないくらいです。保護者が子どもに寄り添い、日々の小さな成長を見つけて喜ぶこと、その積み重ねがきっと子ども達の自信と自立に繋がっていきます。
「間に合わなくても大丈夫」「一緒にやっていこうね」その一言が、子どもにとって何よりの安心材料になるはずです。
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千葉市、成田市で10園の保育園を運営している【荷物のいらない保育園】キートスチャイルドケア・キートスベビーケアで園長をしている「かい園長」が子育ての悩みに答えます。(原則、毎月第1水曜更新)









