メインコンテンツに移動

北京でのフォーラム延期 中国側、高市氏答弁理由に

2025/11/17 16:19 (2025/11/17 18:00更新)
 「東京―北京フォーラム」の開催延期について説明する「言論NPO」の工藤泰志代表(右)。左は同フォーラムの武藤敏郎実行委員長=17日午後、東京都千代田区 拡大する

「東京―北京フォーラム」の開催延期について説明する「言論NPO」の工藤泰志代表(右)。左は同フォーラムの武藤敏郎実行委員長=17日午後、東京都千代田区

 民間非営利団体「言論NPO」(工藤泰志代表)は17日、都内で記者会見し、北京で今月下旬に中国側と共催する予定だった「東京―北京フォーラム」を延期すると発表した。中国側が高市早苗首相の台湾有事に関する国会答弁を問題視し、書簡で延期を通告してきた。

 言論NPOによると、中国側から16日に受け取った書簡は、高市氏が「挑発的な発言と武力威嚇」を行ったと指摘。「中日間の正常な交流協力の雰囲気を損なうもの」だと主張した。

 日中両国の政財界人や有識者らが外交・安全保障や経済を議論する同フォーラムは2005年から開催。新型コロナウイルス禍では一時オンライン開催となったが、毎年途絶えることなく開かれてきた。

 工藤氏は中国側の姿勢の厳しさを痛感していると説明。その上で同フォーラムは「本音で議論できる数少ない対話」だとして早期の再開を目指す考えを示した。

 21回目となる今年のフォーラムは言論NPOと中国国際伝播集団が共催し今月22〜24日に北京で開かれる予定だった。両団体が実施した共同世論調査の結果公表も延期された。(共同)