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中国副首相、万博で来日 習氏側近、牛肉輸入協議

2025/7/10 19:27 (2025/7/10 20:00更新)

 自民党の森山裕幹事長は10日、鹿児島県曽於市での講演で、中国の何立峰副首相と11日にも大阪府内で会談し、日本産牛肉の輸入再開を要請すると明らかにした。日中外交筋によると、何氏は大阪・関西万博で11日に開かれる中国のナショナルデー行事に合わせて10日夜に来日する予定。

 経済政策を担当する何氏は習近平国家主席の側近とされ、トランプ米政権との関税協議の中国側代表も務めている。中国は万博行事を通じて友好ムードを高め、日中関係の安定化につなげたい考えだ。

 中国は、日本で2001年に牛海綿状脳症(BSE)が発生したのを受けて日本産牛肉の輸入を規制している。関係者によると、日中両政府は日本からの輸出の前提条件となる「動物衛生検疫協定」の早期発効に向けて調整している。

 森山氏は「交渉ごとではあるが、ここで一つの方向を示すことができれば、畜産農家の皆さんも安心されるのではないか」と述べた。森山氏は日中友好議員連盟会長。(共同)