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巨大五輪塔、住民が進入路整備 奈良、案内板設置も

2023/10/5 16:44 (2023/10/5 17:48更新)
 巨大五輪塔までの進入路を整備する地元住民ら=5日、奈良県宇陀市 拡大する

巨大五輪塔までの進入路を整備する地元住民ら=5日、奈良県宇陀市

 清和天皇の孫・六孫王の墓との伝承がある巨大五輪塔「六孫王五輪塔」(奈良県宇陀市)を広く知ってもらおうと5日、地元住民らが市内6カ所の案内板設置や五輪塔までの進入路を整備した。

 五輪塔は南北朝―室町期に築造され、幕末に破壊されたとされていたが大阪大谷大の狭川真一教授(仏教考古学)の昨年の調査で、石材が割られた際の矢穴(くさび)痕跡から戦国時代に破壊され、一部は近くの宇陀松山城の改修で石垣に使われた可能性のあることが分かった。

 高さは4・8mで中世の五輪塔では県内最大。国内でも京都府八幡市の石清水八幡宮五輪塔に次ぐ大きさ。「水輪」という球体部分は1mを超える大きさで迫力がある。