政府が年末に改定する外交・安全保障政策の長期指針に関する3文書のうち「防衛計画の大綱」に代わる新たな文書を策定し、一部秘密化する案が浮上していることが30日、分かった。安保上の懸念が強まる中国やロシア、北朝鮮の有事への対処が狙いで、大半が機密扱いの「米国家防衛戦略(NDS)」に倣う。自民党提言のほか、政府の有識者聴取で中国を念頭に具体的な作戦をまとめた秘密文書を作るべきだとの意見が出たのを踏まえた。複数の政府関係者が明らかにした。
改定する3文書は他に「国家安全保障戦略」と「中期防衛力整備計画」。現行の防衛大綱は公開されている。