【緊急事態宣言延長】時短営業する千葉市の酒場 協力金「一律」変えて

「HAUNT」は県の要請に応じて時短営業を行っている=2日午後、千葉市中央区
「HAUNT」は県の要請に応じて時短営業を行っている=2日午後、千葉市中央区

 緊急事態宣言の延長を受け、時短営業を続けてきた千葉市中央区の酒場「HAUNT(ハウント)」の代表、植草亮さん(38)は協力金の動きに注目している。売り上げが激減する中、一律給付を「はっきり言って不公平」と切り捨て「店の条件に応じた対応をしてほしい」と見直しを求めている。

 店は2019年4月にオープン。昨年4~5月の緊急事態宣言下で休業要請に応じ、1周年イベントは中止を余儀なくされた。苦境に立たされる中、国からの補助金や融資を受け、どうにか営業を継続。いくらか回復の兆しを見せた売り上げだが、1月初めからの緊急事態宣言再発令で客足は激減した。

 この1カ月間、売り上げは全く伸びず。「閉めていた方が良かったかもしれない」と思ったほどだ。協力金の一律給付には不満があり、「店舗が駅に近く、路面に面していると家賃がかかる。足りている店から本当に必要としている店に回してほしい」と憤る。

 かつては常連客らで深夜までにぎわっていた店。午後8時までの営業になってからは来店が減り、最近では一日に2組ほどが来店すれば良い方という。

 期限の延長で「(協力金の)対応が変わらなければ営業日を半分減らす」との選択肢も脳裏をよぎる。不安は尽きないが、「今耐えれば大丈夫」という常連客からの励ましの言葉を支えに「今は準備期間だと思い、新しい料理や企画を考えたい」。植草さんは必死に前を向く。


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