15年前の殺害容疑で逮捕へ 当時17歳、犯行ほのめかす 服役中の男とDNA一致

殺害された田島由美さん=当時(24)=
殺害された田島由美さん=当時(24)=

 流山市で15年前、パート職員、田島由美さん=当時(24)=が殺害された事件で、現場に残された遺留物のDNA型が、宮城県内の刑務所に服役中の男(32)のものと一致したことが11日、捜査関係者への取材で分かった。県警の事情聴取に対し、男は田島さん殺害への関与をほのめかしているといい、県警は近く殺人容疑などで逮捕する方針。男は当時17歳。1999年に柏市内で起こした強盗致傷事件で実刑判決を受けていた。

 事件は97年5月19日朝、流山市鰭ケ崎のマンション3階の自宅で、田島さんが背中を刃物で刺され死亡しているのを同居する祖母が見つけ発覚した。

 流山署に設置された県警の捜査本部は、現場の状況などから顔見知りによる犯行の疑いが強いとみて捜査。翌6月24日、事情聴取で不審な点があった田島さんの祖母と姉夫婦の3人を殺人容疑で逮捕した。

 だが、逮捕後の調べに対し姉夫婦は一貫して容疑を否認。有力な物証もないまま千葉地検は3人を処分保留で釈放した。その後、「犯人と断定するに足る証拠が得られなかった」として3人は不起訴処分となり、事件は未解決のままになっていた。


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