満潮と重なり冠水 銚子、利根川上流から水が大量流入 【台風19号】

台風19号による利根川増水の影響で冠水した道路=13日午後3時5分ごろ、銚子市
台風19号による利根川増水の影響で冠水した道路=13日午後3時5分ごろ、銚子市
利根川の水位が上昇し冠水したエリアから高齢者を安全な病院へ運び出す消防署員=13日午後3時20分ごろ、銚子市
利根川の水位が上昇し冠水したエリアから高齢者を安全な病院へ運び出す消防署員=13日午後3時20分ごろ、銚子市

 各地に被害をもたらした台風19号の通過後、利根川の河口に当たる銚子市では13日、上流からの水の大量流入が満潮の時間帯と重なったため水があふれ出し、冠水が発生した。国土交通省は河川氾濫の恐れがあるとして警戒を呼び掛けている。
 
 同市総務課危機管理室によると、同日午後3時55分の満潮時刻を前に水位が大きく上昇し、市内の利根川周辺への浸水を確認した。
 
 同市本城町の船着き場周辺などでは利根川から水があふれ道路が水浸しになったほか、同市唐子町などでは支流への逆流が発生し冠水した。同市垣根町の浸水したエリアでは、市消防本部の消防隊員と救急隊員が安全な病院まで送り届けるため、足の悪い高齢者を運び出した。
 
 同日午後3時半時点で自宅の駐車場まで水が浸入していた同市の会社員男性(48)は「床を高くしているが、これ以上水位が上がったら室内に浸水してしまう」と危機感を募らせた。船着き場でプレジャーボートの係留状態を調整していた同市の鉄鋼業男性(63)は「めったにないことだが、これからも異常気象でこんなことばかり起きたらかなわない」と話した。


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