「全力で日常取り戻す」 小泉環境相、南房総を視察

南房総市内を視察後、報道陣の質問に答える小泉環境相(右)と浜田靖一元防衛相(中央)、石井市長(左)=16日午後3時15分、市役所
南房総市内を視察後、報道陣の質問に答える小泉環境相(右)と浜田靖一元防衛相(中央)、石井市長(左)=16日午後3時15分、市役所
鋸南町役場で取材に応じる武田防災相=16日(共同)
鋸南町役場で取材に応じる武田防災相=16日(共同)

 台風15号による県内被災地には16日も閣僚が相次いで視察に入った。小泉進次郎環境相は災害ごみの仮置き場がある南房総市役所を訪れ、石井裕市長と面会。「一日でも早くごみが撤去されるよう、他の自治体にも協力を求めていきたい」と述べた。

 同市は14日から市役所東側駐車場と旧平群小学校グラウンド、旧南三原小学校グラウンドの3カ所を仮置き場とし、災害ごみの受け入れを開始。だが、ごみの増加や大雨の影響などで16日は受け入れを一時停止した。

 石井市長が「まだ多くのごみが集まってくる。長期的な視点で支援を」と要望すると、小泉環境相は「ごみの総量は相当なもの。収集車を増やすなどして対応していく」と述べ、環境省として災害ごみの受け入れを表明している他の自治体と広域処理の調整を進める方針も明らかにした。

 また、「ブルーシートが掛けられている家屋も多く、予想以上に被害の爪痕は大きい。被災された人々の日常を取り戻せるよう全力で取り組む。住民から『もう大丈夫』と言われるまで仕事をする」と話した。

◆武田防災相は館山、鋸南に

 一方、武田良太防災担当相は館山市や鋸南町などの災害現場を視察し、各首長と意見交換。武田氏は「激甚災害の適用についても検討を進めている。内閣府としても人員を派遣し、各市町村の具体的な要望を吸い上げていきたい」と述べた。


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