今年最高市原で36・5度 熱中症 千葉県内102人搬送、1人重症

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全国高校野球選手権記念西千葉大会の準々決勝 中央学院―八千代のスタンドで、猛烈な暑さのため氷を頭に当て冷やす応援の女子生徒=22日午後、柏の葉野球場(柏市)
全国高校野球選手権記念西千葉大会の準々決勝 中央学院―八千代のスタンドで、猛烈な暑さのため氷を頭に当て冷やす応援の女子生徒=22日午後、柏の葉野球場(柏市)

 22日も千葉県内は猛烈な暑さが続き、市原市牛久で今年県内最高の36・5度を観測するなど県内15観測地点中7カ所で35度以上の猛暑日となった。同日夕までに102人が熱中症とみられる症状で救急搬送され、うち1人は3週間以上の入院が必要な重症だった。

 県内各消防本部によると同日、県内31消防本部のうち24本部で計102人が熱中症の症状を訴え搬送。うち佐倉市八街市酒々井町消防組合消防本部管内で1人が重症と診断された。詳細は不明という。

 また、成田市内で野球をしていた男子中学生2人が搬送され軽症と短期の入院が必要な中等症。柏市内では自宅で発熱・嘔吐した男児(4)が、松戸市内では女児(5)がいずれも搬送され中等症だった。搬送者は千葉市が17人で最も多く、松戸市が8人、船橋市と柏市の7人が続いた。

 銚子地方気象台によると、市原市のほか猛暑日だったのは茂原市、鴨川市、佐倉市(いずれも35・9度)、我孫子市(35・7度)、船橋市(35・6度)、香取市(35・4度)。市原市など8カ所は各地の今年の最高気温だった。平年より約2~6度高いところもあった。千葉市に光化学スモッグ注意報が発令された。

 全国的にも猛暑が続いた。岐阜県郡上市で最高気温が39・8度となって過去最高と並んだほか、名古屋市千種区や愛知県豊田市でも39・5度となった。東京都千代田区も今年最高の35・6度を記録。35度以上の猛暑日となった地点は、午後4時現在で237地点に上って今年最多となり、全国に927ある観測地点の約4分の1を占めた。

 気象庁によると、日本の南で停滞している太平洋高気圧の勢力が依然として強いことから、厳しい暑さは週の半ばごろまで続くとみられている。同庁は、水分や塩分の補給、クーラーの適切な利用など、熱中症への最大限の注意を呼び掛けている。