和菓子の「米屋」で野菜、加工品も 成田山「門前店」リニューアル 地元需要取り込み

リニューアルオープンしたなごみの米屋門前店には成田市など北総地区で採れた野菜が並んだ=26日、成田市東町
リニューアルオープンしたなごみの米屋門前店には成田市など北総地区で採れた野菜が並んだ=26日、成田市東町
千葉県内酒造の日本酒なども取り扱う
千葉県内酒造の日本酒なども取り扱う

 成田市の和菓子製造販売「米屋」(諸岡良和社長)は26日、成田山新勝寺近くの「米屋観光センター」をリニューアルし、直営店の中でフロア面積が最大となる「なごみの米屋門前店」をオープンした。おなじみの和菓子に加えて、初の試みとして北総地区で生産された野菜や県産の加工品を販売する。

 観光センターは大型観光バスの受け入れ施設として団体客の土産物販売や食事提供を行ってきたが、新型コロナウイルスの影響で売り上げが激減。同社は長期間回復が見込めないと判断し、地元住民や少人数観光客向けの小売店に業態を変えた。

 門前店は約1150平方メートルと、26直営店の中で最大の広さで、感染対策のため陳列棚の間隔を大きく取った。成田市や香取市など北総地区で採れた新鮮な野菜や、千葉県内で作られた調味料や干物など加工品を取り扱う。同地区にある酒造会社の日本酒や焼酎などを紹介、販売するコーナーも設けた。

 観光センターでは遠方からの観光客向けだったため日持ちする和菓子のみの取り扱いだったが、地元住民にも多く来てもらおうと生菓子の販売も開始した。同社の並木一則営業本部長は「地元の方に喜んでもらえるように千葉のおいしいものを集めた。和菓子と一緒に楽しんでいただけたら」と来店を呼び掛けた。

 営業時間は午前9時~午後6時。問い合わせは(電話)0476(22)2801。


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