大多喜町の城下町通りで4月29日、約20年続いたイベント「二十八市(にっぱちいち)」が最終開催を迎えた。名物の手作りコロッケ販売に長い列ができ、歌や踊りのパフォーマンスが繰り広げられるなど、休日の通りは町内外からの来場者でにぎわった。
主催は、50~80代の町内女性による「葵(あおい)の会」。来訪者のもてなしや地域活性化のため2007年から年数回ずつ開き、会の高齢化からイベントの区切りを決めた。この日、町産タケノコで作るコロッケは861個を用意。来場者は揚げたてを次々と買い求め、奮闘してきたメンバーをねぎらう人もいた。
中学生の娘と来場した同町の女性(49)は「最後と聞き久々に来た。コロッケがおいしかったので食べたくなりました」。そば店前では出演者がフォークソングやフラダンスなどを披露。通りの各所で、もの作りなどの催しがあり、食べ物や雑貨の販売もあった。
盛況ぶりに同会代表者の久慈あつ子さん(71)は「感無量。自分たちのやってきたことは間違いじゃなかったと思った。懐かしい顔にも会えました」と穏やかに話した。今後も会の仲間と活動を続けるという。
(橋本ひとみ)









