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新型コロナウイルス情報

商店会「街弁」に活路 自慢の味で食卓応援 佐倉 【新型コロナ】

自粛ムードの広がりで売り上げが減少する中、昼と夜に弁当の販売を始めた商店連合会青年部のメンバー=17日、佐倉市
自粛ムードの広がりで売り上げが減少する中、昼と夜に弁当の販売を始めた商店連合会青年部のメンバー=17日、佐倉市

 新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、多くの店舗や施設などが休業している中、佐倉市ユーカリが丘地区の経営者らが、ユーカリプラザ2階の空きテナントを活用し、弁当の販売を始めた。「街弁」と題して昼間と夕方に販売。音頭を取った同商店連合会青年部長の渡辺和崇さん(42)は「地域の飲食店救済や、自宅で3回食事をする子どもを持つ家庭への食卓応援ができれば」と話している。

 近くでライブカフェを営む渡辺さんは、宴会のキャンセルなどで売り上げは大幅に減少。テークアウトを始めたものの、外出自粛で開店休業状態が続いているという。「それならば、商業施設の空きスペースで何とか商売ができないか」と同商店連合会青年部のメンバーに声を掛けたところ、各店自慢の味を持ち寄り、急きょ弁当販売を始めることになった。施設を管理する山万グループからもテナントを無償提供する形で支援を受けた。

 各店舗によって洋食や中華、お好み弁当など種類も豊富で、価格も千円以内。近くのウィシュトンホテル・ユーカリは、女性向けのヘルシー弁当など3種類を販売。営業部支配人の高木栄寿さん(49)は「ホテルやレストランの利用者も減少している。地域活性化の意味も込め、何とかホテルの味を届けたい」と意気込む。

 地元の人気中華料理店はボリュームたっぷりの弁当を用意。パート女性(41)は「私も2児の母親だが、本当に大変。弁当販売は地域のためにもなる。早く終息してほしい」と話した。


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