金メダリストと交流 幕張で行う「ゴールボール」紹介 船橋・特支校児童が競技体験 【2020東京オリ・パラ】

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県立船橋特別支援学校でパラスポーツ「ゴールボール」の体験教室が開かれ、児童が金メダリストら国内トップの選手と交流した。
県立船橋特別支援学校でパラスポーツ「ゴールボール」の体験教室が開かれ、児童が金メダリストら国内トップの選手と交流した。
パラ・ロンドン大会の金メダリスト、中嶋選手(左)の指導を受け、ゴールボールを体験する児童=25日、船橋市の県立船橋特別支援学校体育館
パラ・ロンドン大会の金メダリスト、中嶋選手(左)の指導を受け、ゴールボールを体験する児童=25日、船橋市の県立船橋特別支援学校体育館

 来年に迫ったパラリンピック東京大会に向けて、千葉市の幕張メッセで行われる球技「ゴールボール」への関心を高めようと、県立船橋特別支援学校(船橋市上山町3、西山博校長)で25日、パラリンピック金メダリストら国内トップレベルの選手による交流教室が開かれた。体験競技に参加した児童は、ボールに入った鈴の音を聞きながらゴールを守り、攻めては積極的に得点を狙って投球した。

 視界をさえぎるゴーグルを着用し、一チーム3人でサッカーゴールのような枠にボールを転がして得点を競うゴールボールは、男女ともパラ東京大会への出場が決まっている。交流教室では、競技に興味を持ってもらうために大会と同じコートとボールで実施した。

 2012年パラ・ロンドン大会の女子ゴールボールで金メダルを獲得した中嶋茜選手と、日本トップレベルの男子5選手らが駆け付け、同校小学部1~6年生の児童にゴールボールの楽しさ、難しさを教えた。

 児童はトップ選手との交流試合で、攻撃では勢いを付けて投球し、守備では体を投げ出してゴールを死守した。鈴の音を聞くため普段の競技は静かに行われるが、選手同士のデモンストレーションでは児童らの声援や拍手の中、白熱した攻防を繰り広げた。

 メダリストの中嶋選手は「金メダルは意外と重たい。ぜひ持って」と児童に触れてもらい、山口凌河選手は「東京大会では、幕張で旋風を巻き起こし初優勝を目指す」と活躍を誓った。

 競技を体験した4年の矢野寛大君(9)=八千代市=は「鈴の音でボールが転がって来るのを考えるのは難しかった。守備でボールを止めた時はうれしかった」と喜んだ。東京大会に向けては「幕張の会場に行って、メダル獲得へ日本を応援したい」と話した。