災害に強い県づくりを 千葉県消防学校200人完成祝う 実践的訓練、研修センター機能も 市原

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4月に開校する新たな県消防学校が完成し、約200人が出席して式典が開かれた=22日、市原市
4月に開校する新たな県消防学校が完成し、約200人が出席して式典が開かれた=22日、市原市
災害に強い千葉県づくりに向けて抱負を述べる森田知事
災害に強い千葉県づくりに向けて抱負を述べる森田知事
救助訓練塔や総合訓練塔などさまざまな施設が並ぶ千葉県消防学校=22日、市原市
救助訓練塔や総合訓練塔などさまざまな施設が並ぶ千葉県消防学校=22日、市原市

 千葉市中央区から市原市に移転改築し、4月に開校する千葉県消防学校の落成式が22日、同校教育棟で開かれた。森田健作知事をはじめ国会議員や県議、消防、工事関係者ら約200人が出席し、実際の災害現場に近い環境で訓練ができ、企業や地域の学びの場となる防災研修センター機能を備えるなどさまざまな進化を遂げた新施設の誕生を祝った。

 千葉県消防課によると、新施設は旧施設の老朽化を背景に整備が決まり、2016年度から同市菊間の県有地で建設工事が進められてきた。敷地面積は旧施設の約1・6倍の約6・2ヘクタール。総事業費は約102億円に上るという。

 同校の主な施設は、消防職員・団員向けの救急実習や自主防災組織などへの研修を行う教育棟・防災研修センターのほか、総合訓練塔や救助訓練塔、震災訓練場、水難救助訓練施設。集中豪雨などに備える市街地救助訓練塔と水防訓練場、地下街・トンネル訓練施設は今回、新たに整備した。

 落成式であいさつに立った森田知事は「さまざまな災害現場を想定した実践的訓練が行える」と新施設の特長を紹介。防災研修センター機能の活用により、「自助・共助・公助が一体となった地域防災力の向上に努め、災害に強い千葉県づくりを推進する」と力を込めた。

 新校歌の披露や県鳶(とび)工業会によるはしご乗りの演技に続き、施設見学の場も設けられ、出席者は担当者から説明を受けながら、各施設の役割について理解を深めた。