民家も笑う時節に 山笑う 絵・文 道塚元嘉 【民家の四季】

 赤褐色のうぶ毛におおわれたような山の樹々が、次第に明るさを増し、日に照らされて山そのものがいかにも笑みをうかべているように見えます。そのようすを、歳時記では「山笑う」と擬人的に表現してきました。ふくよかな茅葺屋根も、人の手では染めようもない明るい山吹色に染まり、まさに民家も笑う季節に。それにつけても今年の冬は ・・・

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