オリエンタルランド赤字541億円 上場以来初 コロナ禍のディズニー臨時休園・入場者数制限響く 新社長に吉田氏

代表取締役社長兼COO社長執行役員に就任する吉田謙次氏((c)Disney)
代表取締役社長兼COO社長執行役員に就任する吉田謙次氏((c)Disney)

 東京ディズニーリゾートを運営するオリエンタルランド(OLC、浦安市)が28日発表した2021年3月期連結決算は、純損益が541億9千万円の赤字(前期は622億1700万円の黒字)だった。通期としては1996年の上場以来、初の赤字に転落した。新型コロナウイルス感染拡大の影響が直撃した。

 東京ディズニーランドとシーは感染防止のため、昨年2月29日~6月30日に臨時休園。再開後は入場者数の制限を続け売り上げが激減した。

◆新社長に吉田氏

 同社は28日、吉田謙次常務執行役員(60)が代表取締役社長に昇格する人事を発表した。株主総会などを経て6月29日に就任する予定。社長交代は12年ぶり。上西京一郎社長(63)は特別顧問に就く。

 吉田氏はオンライン記者会見で「まずは今年度の黒字化を目指す」と宣言。リゾート全体の魅力を高め、収益向上に結びつけるとした。吉田氏は1984年入社。経理部長などを経て、ディズニーシーで2023年度開業予定の新エリア推進本部長を務める。


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