2024年12月15日 05:00 | 有料記事

縄文人も味わったとみられる小さな巻き貝「イボキサゴ」(オリエンタルキッチンイタリアーナ提供)

イボキサゴのだしやカボチャを使ったパスタ「カイズッカ」(オリエンタルキッチンイタリアーナ提供)
千葉市若葉区の加曽利貝塚など東京湾岸の貝塚から最も出土される直径約2センチの巻き貝「イボキサゴ」が木更津市で大量発生し、他の漁に支障が出ている。活用法が模索される中、千葉市中央区のイタリア料理店「オリエンタルキッチンイタリアーナ」がイボキサゴのだしを使ったパスタなど6品の特別コースを提供し、話題になっている。
貝塚からも多く出土するイボキサゴは「縄文人も味わっていた」とされる貝。小さな巻き貝のため食べるのに適さず、料理を煮炊きする際、うま味や塩味を加える調味食材として使われた可能性が指摘されている。
今回のコースでは市内有志「縄文グルメ推進委員会」が製品化したイボキサゴのだしエキスをスー ・・・
【残り 161文字】





