2026年4月1日 19:40 | 無料公開
フランスのマクロン大統領(中央)を出迎え、握手する高市首相。左はブリジット夫人=1日午後、東京・元赤坂の迎賓館
高市早苗首相は1日、フランスのマクロン大統領と東京・元赤坂の迎賓館で会談した。輸出規制などの経済的威圧を強める中国をにらみ、重要鉱物のサプライチェーン(供給網)強化で一致。中東ホルムズ海峡の事実上封鎖を受け、重要物資である原油確保へ緊密な連携を確認した。次世代型原発と位置付ける高速炉の開発や、人工知能(AI)分野での協力でも合意した。
両首脳は会談後、共同声明に署名した。原子力やAI、国際保健での協力事項を盛り込んだ共同文書を発表する。
会談では、中国を念頭に、重要鉱物などの輸出規制に深刻な懸念を共有。両国が進めるレアアース(希土類)調達での連携を加速することを確認した。中東情勢を巡っては、ホルムズ海峡の航行の安全確保と事態の早期沈静化が重要との認識で一致した。
フランスは原発大国として知られており、使用済み核燃料を再利用する「核燃料サイクル」での協力を申し合わせた。AIに関するハイレベル対話の設置も決めた。
マクロン氏の来日は、2023年5月の先進7カ国首脳会議出席以来。







