サイバー犯罪の温床化防げ 千葉県警、防犯対策の徹底要望 ネットカフェ防犯連絡協が総会

県インターネットカフェ等防犯連絡協議会の総会であいさつをする本多潔会長=26日午後、県警本部
県インターネットカフェ等防犯連絡協議会の総会であいさつをする本多潔会長=26日午後、県警本部

 千葉県インターネットカフェ等防犯連絡協議会(本多潔会長)の総会と研修会が26日、千葉市中央区の県警本部で開かれ、同協議会の会員ら約50人が出席した。県警はネットカフェが不正アクセスなどの犯罪に悪用されている現状を指摘し、防犯対策の徹底を求めた。

 県警生活安全部の晝田佳久参事官は総会で「サイバー犯罪は悪質、巧妙化しており、ネット利用のリスクが拡大している」とあいさつ。研修会では、県警サイバー犯罪対策課の特別捜査官や県環境生活部の担当者らがサイバー犯罪の現状などについて講演した。

 特別捜査官は、流出したIDやパスワードを使ってネット通販から商品を盗んだなどとされる事件で、ネットカフェのパソコンが使われていたことを説明。本人確認の確実な実施や防犯カメラ設置など防犯対策も強化を呼び掛けた。

 県内で昨年、約1億3600万円と過去最悪の被害が確認されたネットバンキングの不正送金についても言及。ネットカフェのパソコンが不正送金のウイルスに感染しないように対策の導入を要望した。

 県環境生活部の担当者は、深夜のネットカフェなどへの青少年入場禁止などに協力を要請した。


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