「全員の力」でJ1昇格へ 田口(流経柏高出)ら新体制発表 ジェフ千葉

新たに千葉へ加入した(左から)桜川、山下、見木、田口、尹晶煥監督、本村、チャン・ミンギュ、新井章=ユナイテッドパーク
新たに千葉へ加入した(左から)桜川、山下、見木、田口、尹晶煥監督、本村、チャン・ミンギュ、新井章=ユナイテッドパーク
新ユニホームを披露する千葉の(左から)クレーベ、山下、新井章
新ユニホームを披露する千葉の(左から)クレーベ、山下、新井章

 J2千葉は6日、ユナイテッドパークで2020シーズンの新体制を発表し、新任の尹晶煥監督は「J1昇格は簡単ではないが、一つにできれば必ず上がれる自信がある。今年は間違いなく違う姿を見せられる」と誓った。

 昨季はJ2で過去最低となる17位に終わった。今オフには元日本代表のMF田口泰士=流通経大柏高出=や、J1川崎のGK新井章太らを獲得。期限付き移籍から復帰した選手も含め9人を補強し、尹晶煥監督が掲げる6位以内を目指す。

 スローガンは「全員の力で勝つ」を表現する「WIN BY ALL!」に決まった。ユニホームも新調され、千葉のキャラクター秋田犬が幾何学模様で「猛犬」となり大きく描かれている。右袖には「市原 千葉」の文字も入った。ホーム用が蛍光イエロー、アウェー用はパープルが基本色となる。

 今後は12日に市原市の姉埼神社で必勝祈願を行い、13日から沖縄県でキャンプを実施。2月9日にフクダ電子アリーナで行う「ちばぎんカップ」でJ1柏と対戦する。

◆追加補強は「攻撃的選手」

 就任から5季目を迎える千葉の高橋悠太GMは今オフの補強を説明し、「狙った選手を獲得できた。2020年は勝ちにこだわる1年にしたい」と話した。

 昨季はわずか10勝。過去最低17位に沈んだ。「監督交代後のフォローも含め良い決断ができなかった。攻撃は偏り、守備は同じような失点を繰り返した」と分析する。

 話していた通りセンターラインの強化に着手。昨季17得点のFWクレーベら主力はほぼ残留し、中盤に経験豊富な田口が入った。「固定できなかったポジション」と課題にしたGKは、川崎でルヴァンカップ初優勝に貢献した新井章の補強に成功した。

 しかしセンターバックの顔ぶれは変わっていない。復帰の岡野らが加わるも若手が中心だ。示唆した追加補強は「攻撃的な選手」。昨季42試合で64失点を喫した弱点を既存戦力でどう埋めるかが焦点となる。

◆「勢い出るパス」武器 

 田口泰士の加入は千葉の補強の中で最大の目玉だろう。28歳のMFで流通経大柏高出身。2007年度の全国高校選手権優勝メンバーだ。Jリーグ通算は209試合に出場し、日本代表歴もある。「チームに勢いが出るパス、ゲームメークを見てほしい」とアピールした。

 名古屋、磐田と渡り歩き、「新しい環境でさらに成長できると思った」ことが移籍理由の一つという。高校3年間を過ごした地へ12年ぶりに戻り、「ずっと昔から見てきたチームで再び挑戦したい」と意気込んだ。

◆負けない試合増やす

 千葉・尹晶煥監督の話 新加入選手が既存選手と調和できれば大きな力を発揮できる。負けない試合を増やせるチームにしたい。

◆感動、感激を

 森本航社長の話 サッカーを通じ感動、感激を分かち合えるようにしたい。一つのチームになるため、精いっぱい汗をかきたい。

◆今季登録メンバー

❶GK新井 章太
(2)DFゲリア
❸DF岡野  洵
❹MF田口 泰士
(5)DF増嶋 竜也
(6)MF田坂 祐介
(8)MF堀米 勇輝
(9)FWクレーベ
(10)FW船山 貴之
(11)FW佐藤 寿人
(13)MF為田 大貴
(14)MF小島 秀仁
(15)DFチャン・ミンギュ
(16)DF鳥海 晃司
(17)DF新井 一耀
(18)MF熊谷アンドリュー
(20)MF矢田  旭
(21)FWアラン・ピニェイロ
(22)MF工藤 浩平
(23)GK佐藤 優也
(24)FW山下 敬大
(30)GK相沢ピーターコアミ
(31)GK鈴木 椋大
(32)MF高橋 壱晟
(33)DF安田 理大
(37)DF本村 武揚
(38)MF本田 功輝
(39)MF見木 友哉
(40)FW桜川ソロモン
(49)DF下平  匠
(50)DF米倉 恒貴
※白抜き数字は期限付き移籍から復帰も含めた新加入選手。



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