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【未明の砦】(220) 太田愛・作 藤岡詩織・画

2021/12/20 5:00 (4/15 14:09更新)
有料記事

◆第三章 反旗(二)...

 フェンス沿いの草地のあちこちで、大勢の工員が持参したペットボトルの水を飲んだり、渇きを癒してひとごこちつき、大の字に寝転がったりして、十分間というわずかな休憩時間をめいっぱい使って体を休めていた。
 
「ま、この光景は俺の活躍があってのことだがな」と、脇がガロンのボトルの大きな蓋を閉めながら言った。

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