【未明の砦】(10) 太田愛・作 藤岡詩織・画

◆序章 (十)

 視線に気づいたのか、中津川がつと板垣を振り返った。板垣は会釈するために立ち止まったかのようにいかにも自然に一礼してから歩き出した。

 中 ・・・

【残り 750文字、写真 1 枚】



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