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【詳報】コロナ重症化の仕組み解明 千葉大病院などが世界初 特定タンパク質の濃度上昇 入院判断や薬開発に期待

2022/8/1 21:15 (4/15 14:09更新)
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 千葉大学病院などの研究グループは1日、新型コロナウイルスの重症化メカニズムを解明したと発表した。コロナ入院患者の血液を分析したところ、重症度が増すにつれ、特定のタンパク質の濃度が高くなる傾向を、世界で初めて突き止めた。今後、患者の入院判断や治療薬の開発につながると期待されている。

 千葉大の中山俊憲学長や、同大大学院の平原潔免疫発生学教授らが中心となって研究を行い、県内7医療機関なども協力。成果が国際医学雑誌「Proceedings of the National Academy of Sciences」オンライン版に掲載された。...

 死亡したコロナ患者の肺血管内にできた血栓に多量のタンパク質「ミルナイン」が付着していたことから、コロナ入院患者123人の血液を分析。軽症者は1ミリリットル当たりのミルナイン含有量が約80~230ナノグラムだったのに対し、重症者は同約330~555ナノグラム、死亡患者は同約570~900ナノグラムだった。重症度が増すほど濃度も上昇し、その後の入院日数とも相関関係があることを、世界で初めて明らかにした。

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