房総通リズム春の観光特集2024

【動画あり】消えゆく太宰の宿 船橋・玉川旅館(中)20泊するも家賃払えず 万年筆と辞典“カタ”に

 船橋市の中心街で営業していた「割烹旅館 玉川」は大正から昭和、平成、令和と時代を経て、約100年にわたり船橋の発展を見守ってきた。4月に閉館してからは、建物の解体工事が進む。玉川旅館の最も有名なエピソードは文豪太宰治が「桔梗(ききょう)の間」に20日あまり宿泊し、執筆活動したことだ。

 女将の ・・・

【残り 1038文字、写真 1 枚】



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