青空にうっすらと雲がかかり、風もなく、空気が澄んでいた。川沿いの県道では車がビュー、ビューと猛スピードで次々と走行している。
川岸から、トビ?が県道を越え、道沿いの廃屋の2階屋根の先端に止まった。ふっくらとした白い胸に茶褐色の縦斑がある。大きな眼、少し奥眼、かぎ型のくちばし。ノスリだ。
「こんな場所に!」と驚いた。しかし、ここにいれば「餌場の水田地帯が一望できる」と思った。しばらくすると近くの水田の用水路に降りた。そして、目前の電線に止まり、濡れた翼を乾かすように広げた。私を全く警戒していない。これにも驚いた。
ノスリはユーラシア大陸の温帯か亜寒帯に広...
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