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    2026/4/23 21:34 (4/24 0:14更新)

     任期満了に伴う南房総市長選で初当選し、現職では県内最年少の首長となる渡辺秀和市長(34)が23日、市役所に初登庁した。市職員時代に入庁同期だった女性職員から花束を受け取った後、迎えた職員や支援者ら約150人に「心強く感じるとともに、大変身の引き締まる思い」とあいさつ。対話重視の姿勢を強調し「市民、石井(裕)前市長、市議、皆さまの思いを礎に、話し合い、学び合い、共につくる南房総を実現したい」と抱負を述べた。

     (島津太彦)

     就任式には幹部職員約50人が参加。渡辺市長は直近の5カ月間に市内を歩き回り、深刻な人口減少など諸課題を改めて実感したと説明。「もっと市民に寄り添い、もっと(職員が)地域に出て行ける市役所に変えていくため、皆さんの協力が必要」と訓示した。

     記者会見では「市総合計画の策定時期に入ってくる。次の10年間を構想するため、市民の声を反映できる仕組みづくりをする」とし、市民と政策をつくるという公約の「政策カフェ」を通じた街づくりに言及。「市長室にずっといるタイプではない。現場に出る」との意欲を示した。

     自身に投じられた得票数が全体の過半数に達しなかったことには「半数以上の負託を受けているわけではないと肝に銘じていく」との認識を示し、政策のスピード感など他の候補と共通する考えについては「しっかりと進めたい」とした。

    ◆三幣教育長が辞職

     南房総市は、三幣貞夫教育長(77)が辞職したと発表した。辞職は22日付。2010年5月から教育長を務め、今回の任期は27年5月までだったが、本人が辞職願を提出し、同意された。後任が任命されるまでの教育長職務代理者は岡崎俊明氏(72)。