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「自己免疫疾患治療、新たな道」 坂口氏がノーベル記念講演

2025/12/7 22:43 (2025/12/8 0:00更新)
 ノーベル賞受賞の記念講演をする坂口志文・大阪大特任教授=7日、ストックホルムのカロリンスカ研究所(共同) 拡大する

ノーベル賞受賞の記念講演をする坂口志文・大阪大特任教授=7日、ストックホルムのカロリンスカ研究所(共同)

 【ストックホルム共同】ノーベル賞を受賞する坂口志文大阪大特任教授(74)が7日午後(日本時間同日夜)、ストックホルムのカロリンスカ研究所で記念講演し「自己と非自己の境界は曖昧だ。(自身が発見した)『制御性T細胞』の働きをコントロールすることで自己免疫疾患の治療や、臓器移植の安全性向上につなげられる可能性がある」と話した。

 坂口氏は「免疫寛容における制御性T細胞、その発見と臨床応用への展望」と題して英語で講演。免疫寛容とは、免疫反応を起こさないようにする体内の仕組み。坂口氏は日本出発前に「私たちがやってきた研究を一般の人に分かりやすく話したい。病気の治療や予防にどれだけ貢献できるかという講演をしたい」と語っていた。

 記念講演は6日から始まったノーベルウイークの主要行事。授賞式はダイナマイトの発明で巨万の富を築いたスウェーデンの化学者、アルフレド・ノーベルの命日の10日(日本時間11日未明)に開かれる。