【成都共同】中国四川省成都市で25日、サッカーのアジア・チャンピオンズリーグ・エリート(ACLE)1次リーグが行われ、広島と成都が対戦した。高市早苗首相の台湾有事に関する国会答弁を巡り日中関係が緊張する中、スタジアムでは厳重な警備が敷かれた。重慶の日本総領事館は観戦者や在留邦人にトラブルに巻き込まれないよう注意喚起した。
26日には上海市で神戸が上海申花と対戦する予定。日本政府は不測の事態を警戒している。
広島のアウェー席で日本人サポーターが陣取る一角の近くには多数の警察官が配置された。スタジアム周辺でも警察官らがいくつかのグループに分かれて巡回した。
日本人サポーターは安全上の観点から専用バスでの入退場が義務付けられ、成都市内のホテルに集合し、スタジアムに向かった。広島県呉市から観戦ツアーで訪れた50代の自営業男性は「いつもはユニホームを着て観戦するが、ツアー会社から着用しないよう言われているため目立たない服装にした」と話した。