【ロサンゼルス、ワシントン共同】米西部ロサンゼルスで7日、移民・税関捜査局(ICE)の不法移民取り締まりに対する抗議活動があり、ホワイトハウスは同日、トランプ大統領が州兵2千人を派遣する大統領覚書に署名したと発表した。AP通信によると、州兵約300人が8日、ロサンゼルスに展開。州兵らと抗議活動の参加者との間で小規模な衝突も起きた。
トランプ氏は8日、交流サイト(SNS)で「過激な左派の抗議活動は許容できない」と投稿し、州兵動員を正当化した。ホワイトハウスは州兵派遣の理由として、抗議活動の参加者の一部が暴徒化し、取締官らを襲ったとしている。
ICEが逮捕した移民らの一部が拘束されていると報じられたロサンゼルス中心部の連邦施設付近では8日、ライフル銃を携えた州兵約30人が警戒。共同通信の記者は現場で、州兵らが参加者に催涙弾を使うなどし一時的に抗議活動の阻止を図る場面を確認した。
トランプ氏は第1次政権下の2020年、白人警官による黒人男性暴行死事件に抗議するデモ対応で州兵を動員させたほか、米軍も投入しようとして批判を浴びた。