酒類提供は午後10時まで 千葉県、コロナ感染増で北西部飲食店に要請 協力金なし

県北西部の飲食店に来月2日から夜間の酒類提供自粛を要請すると表明した森田知事=30日、県庁
県北西部の飲食店に来月2日から夜間の酒類提供自粛を要請すると表明した森田知事=30日、県庁

 千葉県内での新型コロナウイルス感染急増を受け、県は30日、新型コロナの感染症対策本部会議を開き、感染が拡大している県北西部の11市内の飲食店などを対象に、酒類提供は午後10時までと要請することを決めた。要請期間は12月2~22日。県が酒類提供の制限を要請するのは6月以来。営業時間の短縮は要請しないため、協力金は支給しない。

 会議後に開かれた臨時記者会見で、森田健作知事は「地域の医療提供体制を維持するために集中的な対策の実施期間と位置付けた」と強調。市川、浦安、習志野、八千代、鎌ケ谷、船橋、柏、野田、松戸、流山、我孫子の11市を対象地域とした。

 11市に絞った理由について県は、直近1週間の人口10万人あたりの新規感染者数が13・06人となり、国が示した4段階で上から2番目に深刻な「ステージ3」の指標「15人」に近付いたからと説明。千葉市は同指標が5・81人に抑えられているため除外した。

 対象の飲食店は居酒屋やレストラン、ナイトクラブやスナックなど約1万8千店舗となる。

 22日以降も感染が拡大した場合、森田知事は休業要請などさらに踏み込んだ対応もあり得るとした。

 また、東京都との往来を慎重に行うよう求め、特に飲食する場合の注意を呼び掛けた。


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