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コロナ感染増で森田知事、千葉県民に協力要請「事実上の警報」 繁華街回避や発熱外出自粛

方針を転換して特措法に基づく協力要請をした森田知事=10日、千葉県庁
方針を転換して特措法に基づく協力要請をした森田知事=10日、千葉県庁

 森田健作知事は10日、東京都や千葉県内で新型コロナウイルスの感染者が再び増加しているのを受け、警戒レベルを引き上げて県民に対し、特措法24条9項に基づく協力要請をした。県は「事実上の警報」と説明している。内容は前日の呼び掛けとほぼ同じで、県内外の繁華街で対策が不十分な飲食店利用を控えることなどを求めた。森田知事は「法律に基づいてこうだと言った方が緊張感が伝わると判断した」と強調した。

 対策本部会議を開いて決定。発熱など症状がある場合の外出自粛も要請した。

 県は、県内感染指標について新規感染者数、前週比の増加率、PCR検査の陽性率の既存3項目に、感染経路不明者と60歳以上の割合、病床と軽症者用ホテルの稼働率、重症者数の計5項目を追加した。ただ、新設項目には具体的な目安は設けず、警報や休業再要請に踏み切るかを「総合的に判断する」際の参考値という。

 病床確保は現状458床で、入院者(約90人)に照らし、切迫した状況ではないが、患者増に備えて今月末を目標に500床まで拡充する。最終段階では1200床と軽症者用ホテル1400室が必要な想定で、その際には幕張メッセ(千葉市美浜区)に開設を想定の臨時医療施設も稼働する計算だ。

 10日から全国的にイベント開催条件が緩和されるため、厚生労働省の接触確認アプリの使用を参加者に促す。千人以上参加か、全国から人が集まる場合は事前に県に相談するよう求めた。22日からは国主導の観光回復促進事業「Go Toキャンペーン」も始まる。森田知事は「ぜひとは言いづらいが、注意しながら来てほしい」と述べた。

 対策会議後に首都圏1都3県知事のテレビ会議も行われ、森田知事は今夏、海水浴場を開設しないことを報告。監視員がいない中で、都内や埼玉県から海に客が来る可能性を念頭に「遊泳の自粛を3都県で周知してほしい」と要望した。


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