「若者が高齢者を守って」 伍代さん、SKE斉藤さんパトロール

警察庁特別防犯支援官として千葉市内のパトロールに出発する伍代さん(左)と斉藤さん=3日午後、千葉県警本部
警察庁特別防犯支援官として千葉市内のパトロールに出発する伍代さん(左)と斉藤さん=3日午後、千葉県警本部

 電話de詐欺被害が増加する年末に向けて県警は3日、千葉市内で啓発活動を行った。県内の被害件数は全国ワースト4位と深刻な状況が続いており、いずれも警察庁特別防犯支援官を務める演歌歌手の伍代夏子さんと人気アイドルグループ「SKE48」のメンバー、斉藤真木子さんが駆け付け、市内を巡回しながら詐欺への注意を訴えた。

 県警本部で出動式を行った後、2人はパトカーで出発。「『ATM・医療費・還付金』というキーワードは詐欺です」などとアナウンスし、留守番電話設定にするなど被害防止の対策を呼び掛けた。

 巡回後には記者会見も実施。軽い気持ちで高齢者から現金などを受け取る“受け子”となり、犯罪に手を染める若者がいる現状に伍代さんは「巡回中に多くの若者が手を振り返し、温かい心を持っていると感じた。犯罪に手を染めるのではなく、日本のおじいちゃん、おばあちゃんを詐欺から守ってあげてほしい」と願った。

 県警によると、今年の被害認知件数は10月末現在で前年同期比71件減の888件だが、被害総額は約4億5千万円増の21億4千万円に上る。手口別では還付金詐欺が71件増の167件で増加が目立つ。


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