共謀の男に猶予判決 香取の死体遺棄で千葉地裁

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 香取市玉造の山中で3月、産業廃棄物処理会社役員、加藤和夫さん=当時(69)、成田市幸町=が焼損した遺体で見つかった事件で、死体遺棄・損壊などの罪に問われた土木建設会社の元専務、柴田正和被告(52)=東京都足立区=に千葉地裁(朝倉静香裁判官)は28日、懲役2年、執行猶予4年(求刑懲役2年)の判決を言い渡した。

 判決によると、同社社長だった飯島健司被告(76)=殺人罪などで起訴、同区=と共謀し3月3~5日、成田市山之作の資材置き場造成地で加藤さんの遺体を軽トラック荷台に乗せて香取市玉造の山中まで運び、穴の中に遺体を入れ木片と一緒に燃やし損壊させた。

 朝倉裁判官は判決理由で「社長が被害者を殺害したことを認識していた。社長を尊敬していたとはいえ、死者を冒とくする行為で非難は免れない」とした一方で、被害者と親しかった女性に見舞金50万円を支払ったことなどから「犯行を認め反省し、一定の制裁を受けている」とした。