再採用第1号は3児の母 千葉県警、即戦力に期待

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再採用の任命式で中村警務部長(左)から辞令交付された荻野巡査=1日午前、千葉市中央区の千葉県警本部

 介護や育児で退職した元警察官の経験を生かすため千葉県警が導入した「再採用制度」で、第1号として荻野世理巡査(43)の任命式が1日、千葉市中央区の県警本部で行われた。中村真二警務部長から辞令交付された荻野巡査は「公平中正に警察職務を遂行する」と宣誓した。

 同制度は、県警が2016年4月に策定した女性警察官の活躍の場を広げる「県警における女性活躍推進計画」の一環で今年7月スタート。継続した勤務を希望しながらも、育児や介護などでやむを得ず退職した元警察官が対象。男女は問わない。

 9月の再採用試験では、30~40代の女性5人が論文考査や体力検査を受け、荻野巡査を採用。任命式で中村警務部長は「多様な経験と個性を生かして勤務にあたってほしい」と要請。荻野巡査は「再び警察官として働く機会を受けたので、精いっぱい治安維持に貢献したい」とコメントした。

 荻野巡査は1993年に県警に採用され、交通畑を歩んできた。現在3人の子どもの母親で、2012年に育児に専念するため退職。再採用後は鎌ケ谷署交通課に配属となる。県警は「今後も良い人材が集まった年には積極的に再採用したい」としている。