「ゲートウェイじゃなくて良かった」 横文字なしに安堵の声広がる JR京葉線新駅「幕張豊砂」に決定

名称が決まった幕張豊砂駅のイメージ図(JR東日本千葉支社提供)
名称が決まった幕張豊砂駅のイメージ図(JR東日本千葉支社提供)
幕張新駅名を発表するJR千葉支社長・中川晴美氏
幕張新駅名を発表するJR千葉支社長・中川晴美氏

 JR京葉線の新習志野-海浜幕張間に2023年春開業予定の新駅(千葉市美浜区)の名称が「幕張豊砂(まくはりとよすな)」に決まったことを受け、ネット上では「ゲートウェイみたいじゃなくて良かった」と横文字が入らなかったことに安堵(あんど)の声が広がりました。かつて駅名公募で山手線の「高輪ゲートウェイ」が物議を醸したことから、その"二の舞"とならなかったことを好意的に受け止める人が多かったようです。新駅名に対するネットの反応を探りました。(デジタル編集部)

 「高ゲみたいなのじゃなくて心底安心した」

 「高輪ゲートウェイよりかはまともな名前だとおもう」

 「長くてカタカナ込みが多くなったから、シンプルで好感が持てる」

 ネットの声の多くは、「ゲートウェイのような横文字やカタカナではなくて安心した」という受け止めでした。JR東日本が行った駅名公募は、高輪ゲートウェイ以来2度目。当時は応募数が130位の名称が選ばれた上、名称自体のセンスもイマイチだったことから、駅名撤回の署名運動が起きるほど反発の声が上がりました。

 そのため、「今回も同じようなことになるのでは」と想像していた人も多く、良い意味で予想が裏切られる形となりました。

 なお、「幕張豊砂」の応募数は13位。同社は選定理由を「古くからの地域名である『幕張』を冠し、お客さまへの分かりやすさを意識するとともに、新駅が位置する地域名の『豊砂』を加えることで、周辺住民の皆様に愛着をもってもらいたいという思いを込めた」と説明しています。

 地域名が入ったことを、ポジティブに受け止める人も数多く見られました。

 「地域名が入っていて分かりやすい」「豊砂というのは新駅のあたりの地名だし、とてもまっとうで良い名前だと思う」「まともな名前に落ち着いた」

 一方、「幕張という駅が多くてややこしい」との声も。確かに「幕張」と名が付く駅は京葉線の「海浜幕張」、総武線の「幕張」「幕張本郷」、京成線の「京成幕張」「京成幕張本郷」が既にあり、新駅で6駅目となります。これからはさらに行き先を慎重に調べてから出かける必要がありそうです。

 新駅がイオンモールの前に位置するだけに、「イオン」の名が入らなかったことを意外に思う声も散見されました。

 なお、応募数3位には「幕張ゲートウェイ」の名が。「3位がゲートウェイで草」「幕張ゲートウェイ3位でわろてる」などと、ネタとみられる応募が上位に食い込んだことに反応する人たちもいました。

 名称の応募資格が千葉市在住・在勤・在学者に限られていたにもかかわらず、市内外の人たちが大いに注目する中で決定した「幕張豊砂」駅。開業後の駅が大勢の人に愛され、街の発展に貢献してくれるよう願うばかりです。


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