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新型コロナウイルス情報

スマホ決済で10%還元 千葉県内初 コロナ経済対策 市川市 8月1日から

市川市が始める10%還元のキャッシュレス決済の実演=30日、市川市
市川市が始める10%還元のキャッシュレス決済の実演=30日、市川市

 新型コロナウイルスの感染拡大を受けた独自の地域経済支援事業として、市川市は1日から、市内店舗でキャッシュレス決済を使って買い物をした場合に代金の10%分のポイントを付与する取り組みを始める。市民らへの付与分は市が負担する。事業費として約20億円を計上しており、市によると、県内で初の取り組み。

 市商工業振興課によると、12月までの期間中にスマートフォン決済アプリ「PayPay(ペイペイ)」を使って市内店舗で買い物をしたり飲食をしたりすると、決済額の10%分のポイントを市民らに還元。1ポイントは1円として使える。1回当たりの付与は2千ポイント(2千円)が上限で、事業期間内の上限は2万ポイント(2万円)。

 還元ポイント分は市が助成。事業への参加に際して、店舗側にコストはかからないという。30日現在で2千店舗以上がペイペイを導入している。市民以外も利用でき、ポイントは市外の買い物でも使える。

 同課の担当者は「お金をやりとりする手間が省け、接触機会が減ることで感染予防も期待できる。キャッシュレス決済を拡大し、地域経済を支援したい」と述べた。

 市は果物店「たけいフルーツ」で30日、報道陣向けのデモンストレーションを実施。客が店内にあるバナナを購入する際、スマートフォンでレジにあるQRコードを読み取ると瞬時に決済手続きが行われた。

 同店代表の武井清健さん(85)は「店側は簡単に導入でき、お客さんも気軽に使える」と歓迎。市商店会連合会会長も務めており「緊急事態宣言解除後も商店街の人通りは少なく、営業時間を短くする店舗がある。地域商店の経営は厳しい。今回の事業でキャッシュレス決済が地域に広がり、地域経済活性化につながってほしい」と期待した。


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