旬の味本番!! トラフグ求め活気 いすみ・大原漁港

水揚げされた3.4キロのトラフグ=27日、いすみ市
水揚げされた3.4キロのトラフグ=27日、いすみ市

 いすみ市の大原漁港で、トラフグの水揚げシーズンを迎えている。丸々とした冬の高級魚は多い日で、1日約300匹持ち込まれるといい、荷さばき場は入札する仲買人らで活気づいている。

 トラフグの漁期は11月~翌年2月ごろ。主に、海藻が繁茂する同市沖の好漁場「器械根」ではえ縄漁をしている。60年ほど前、三重県から市内へ移住した漁業者が漁法を広めた。

 狭い水槽内に入れるとかみつき合う習性があるため、漁業者は船上で上下の歯を切断するなど丁寧に扱っている。身の締まりが良く甘みが強いといい、市内の仲買業者は「(トラフグで有名な)山口県下関市産に引けを取らない。都内の市場で評価は高い」と上質さをアピールする。

 夷隅東部漁協によると、今シーズンの当初は1~1.4キロのサイズが中心だったが、漁開始から1カ月ほどたって3キロ台が増えてきたという。

 同港は伊勢エビやヒラメ、マダイなど高級水産物の水揚げが盛んで、同市は「美食の街づくり」を進めている。市の担当者は「トラフグのブランド化も見据え、産地としてPRしていきたい」としている。


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