八街市長「監督の遺志継ぐ」 小出義雄杯 10月号砲!! マラソン名指導者

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最後までマラソンを愛した小出さん。自身の名前を冠した10月の大会も楽しみにしていた=2015年3月(佐倉市提供)
最後までマラソンを愛した小出さん。自身の名前を冠した10月の大会も楽しみにしていた=2015年3月(佐倉市提供)

 八街市は、4月に80歳で亡くなった陸上の女子長距離の名指導者、小出義雄さん=佐倉市出身=の冠を付けたマラソン大会を10月27日に開催する。八街市によると、市内の少年院での講演を機に交流が深まった小出さんからの発案で、有志が中心になって準備を進めてきた。北村新司市長は「小出監督の遺志を受け継ぎ、その名前を汚さない大会にしたい」と抱負を語った。

 市によると、小出さんはちょうど3年前の2016年6月に市内の少年院で講演後、参加した保護司らとの意見交換の場で、地域活性化の手だての一つとして自身の名前を使ったマラソン大会の開催を提案。その後、有志による実行委員会が立ち上がり、大会名は特産品も盛り込んだ「小出義雄杯八街落花生マラソン大会」に決まった。昨年末、北村市長らが自宅で療養中の小出さんを見舞い報告した際、小出さんは「大会に行きたいな」と楽しみにしていたという。

 しかし、小出さんは記念すべき第1回大会の開催を見ることなく4月に他界。小出さんの夫人は葬儀に参列した市長に「(大会への)名前の使用は監督の遺志。どうぞ長く使ってください」と思いを伝え、さらに「(病のさなか)何が飲みたいかと問うと『八街生姜(しょうが)ジンジャーエール』と答えた」とのエピソードも明かした。

 大会のメインレースは、国道409号もコースとなる10キロ。参加賞には特産品の落花生の配布を検討している。申し込みは市民(市内在住・在勤・在学)が1日から、市民以外は8日からで、いずれも8月25日まで。ただし定員になり次第締め切り。問い合わせは大会実行委(市スポーツ振興課内)(電話)043(443)1465。