メインコンテンツに移動

「夜だけ」開く文具店 SNSで評判、海外客も ぷんぷく堂(市川市) 店主櫻井有紀さん(51) 【千葉に生きる 個性派ショップ営業中】(1)

2017/1/6 19:02 (4/15 14:09更新)
有料記事

 日が沈み、帰路を急ぐ人が増える頃、市川市の閑静な住宅街にたたずむ「ぷんぷく堂」の軒先に開店を告げる赤い提灯がともる。

 副業で営む同店は、夕方5時から開店する文具店としては異色の存在。ユニークなのは営業時間だけでなく「自ら目利きして、ときめいた文具のみ」という品ぞろえも独特だ。

 こじんまりとした店内に入ると、まず目に飛び込むのは、廃業した文具店から譲り受けたという年代物の筆陳列棚。中には昭和20~40年代に製造されたレトロなデザインの鉛筆がずらり。店を開業する前、ネットオークションなどを通じて趣味で集めた。未使用のまま大切に保管していたが、「誰かに使ってもらいたい」と、1本80円で売り始めた。「子連れで来たお母さんやお父さんの思い出の扉が開いて、親の方が...

この記事は 有料記事です

残り511文字(全文842文字)