2020年9月10日 05:00 | 有料記事
民間気象情報会社「ウェザーニューズ」(千葉市美浜区)は、県内でも多発する水害への備えに役立ててもらおうと、同社専用アプリで「AR浸水シミュレータ」の提供を始めた。拡張現実(AR)技術を駆使した映像を通して、豪雨の際に現在地周辺がどう浸水するか疑似体験できる。
県内に甚大な被害が出た房総半島台風(昨年9月9日)や、大規模水害をもたらした台風19号(同10月12日)、房総豪雨(同10月25日)など全国各地で災害が相次ぐ状況を踏まえ提供を決めた。
スマートフォンのカメラ機能を使い、目の前の景色が浸水した状況を映し出す。浸水の深さは10センチ単位で設定可能で、想像が難しい浸水1メートルの様子も可視化。水流や水の色も指定できるため、被害の状況をより現実的に疑似体験できる。
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