元清澄山(344.2m)

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 元清澄山は日蓮ゆかりの清澄山(377m)の西奥にある山で、300m級の低山とは思えない険しい山です。登山口は金山ダムバス停からのルートが多く利用されていますが、今回は保台ダムから山頂を目指すルートです。このコースは金山ダムとはまったく逆で、バスの便も悪く登山道も未整備で、しかもルートの一部が明確でなく道に迷いやすいので充分注意したい。

 千葉県の山は砂や粘土で出来ているので岩はもろく崩れやすく、特に雨後の斜面は滑りやすく転倒もありうるので、特に注意が必要です。また、斜面の上り下りは滑りやすいので軽アイゼンがあれば持って行くといいでしょう。

 このコースはバス利用が難しいので車にて登山口の保台ダムサイトに行きます。ダムサイトには駐車場と公衆トイレ、管理事務所があり、ダム湖を通り抜けて20分ほど歩くと花見広場に到着。これから先は未舗装路を歩き、やがて支線の分岐がありますが、直進し梅林入口を見て更に進みます。右手に花木園入口があり更に行くと樹木園広場に出ます。ここで道路が尽きて沢を渡り高度を上げて行きます。標識があり右に分岐する尾根の急斜面を登る。秋の雨の後の急斜面は落ち葉などで登山道が滑るので軽アイゼンがあると便利です。急登が終わると平地で分岐を示す標識、これから先は急な下り。小ピークの先にロープがあり、下った先の左側に標識があるので直進し下る。さらに、小さな上下を繰り返しロープの垂れた急斜面を下ると、やがて幅のある尾根となり、道筋はシダの緑が見られる。ここから最後の急な狭い道を登ると石の祠がある山頂です。昔「清澄寺」があったことが元清澄の由来です。

 山頂からの下りは整備された道で里塚番所跡を目指します。登山道は整備されていますが、階段状態ですので膝の負荷に注意しゆっくり下りましょう。里塚番所跡からは1時間20分で金山ダムに架かる赤い橋に出ます。金山ダムバス停には10分ほどで着きます。バスの便数が少ないので事前に調べておきましょう。 (櫻田直克:記)