麻綿原高原 (364.3m)

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 「麻綿原」は関東随一と云われるアジサイ園です。高地にあるため7月から咲き始め、中旬が見ごろになります。その数は5万本以上。ホンアジサイの一種類です。地名の由来は諸説があり「麻」と「綿」が栽培されていたため、高天原の伝承で天原(アメハラ)と呼ばれ、その後「マメバラ」と発音され現在「マメンバラ」と呼ばれようになったとか。麻綿原高原へは幾つかのコースがありますが、今回はJR安房小湊駅から内浦山県民の森を通って行くコースを紹介します。駅を出て100mほど行くと左に「関東ふれあいの道・内浦山県民の森4・5キロ」の道標があるので、JRの陸橋を渡り県民の森管理事務所を目指し舗装路の県道を行きます。県民の森からは3コースありますが、ヤマビルやマムシの多い山間部をさけ、舗装路の県道を歩きます。やがて清澄寺からの道と合流、右の道を行くと麻綿原入口に着きます。入口からは青紫一色のアジサイです。当日は雨上がりの日でしたので露に濡れたアジサイが見事でした。あまりのアジサイの数と見事さにただ“ワーア!”歓声のみでした。更に道を行き小高い丘を登ると「天拝園」があり太平洋が見渡せる展望台です。

 天拝園周辺は妙法寺の敷地で、約30分で一巡出来ます。アジサイは昭和26年より植樹され日本最古のアジサイ園です。帰路は清澄寺へと下山。下山路は舗装路ではなく登山道でうっそうと茂る杉の大木と切り立った深い谷で低山とは思えない道です。また雲海も見事でした。清澄寺バス停から乗車時間20分ほどで安房天津駅に着きます。本数が1日6本と少ないので事前調べておきましょう。清澄寺で休息時にヒルが登山靴の中にいたのでこの時期はヒル対策に塩水をかけて撃退するのに塩水の持参をお勧めいたします。(櫻田 直克:記)