全国高校ボクシング選抜大会の男子ピン級で優勝した菊池太陽さん(17)=県立柏井高校(千葉市花見川区)=が4月21日、千葉市役所を訪れ、神谷俊一市長に結果を報告した。菊池さんは「(所属するジムの)会長との信頼関係があって優勝できた」と恩師への感謝を口にした。
大会は、3月に甲府市で行われ、菊池さんはアマチュアボクシング最軽量級のピン級(46キロ以下)で優勝を果たした。
菊池さんは小学6年生の頃、中華料理店でボクシングジムのポスターを目にし、ジムへ足を運んだ。そこで、高校時代に優勝した実績を持ち、師となる三谷大和会長と出会う。互いに学校でいじめられ、やり返すことが目的で、ボクシングを始めた共通点があった。
会長は当初「いつか、いじめてきた相手を許せるようになる日がくるよ」と伝えたという。練習では足の皮がむけるほどの特訓に励んだ。「会長を100%信じている」からだった。
優勝した今、菊池さんは「小学生の頃に自分をいじめてきた相手を許したい」と成長した姿をみせる。「次はインターハイで優勝を目指す」と高校時代に優勝1回の師匠を越えると意気込んだ。
神谷市長は「(太陽という)その名前の通り、輝きを放った。偉業達成に敬意を表したい」と労った。
菊池さんの長所は、素早いフットワークと、長いリーチを生かした遠い距離からのパンチ。現在は、構えた姿勢から予備動作無しでパンチを繰り出す「ノーモーションパンチ」習得に汗をかく。









