京成検見川駅から徒歩約6分の住宅街に、100年以上地元で愛されてきた銭湯がある。千葉市花見川区の「梅の湯」は、創業時から使い続けてきた番台が入湯客を出迎え、館内は昭和の名残をとどめる。最近は、高齢者だけでなく“レトロ”を求めて訪れる若者らにも人気だ。
「創業は約100年前では」。店主の長沼二三六(ふみろく)さん(77)によると、1930年の鳥瞰(ちょうかん)図にも、現在地に「梅の湯」の名が書き込まれている。「当時は現在の国道14号のあたりまでが海で、検見川は漁師町。梅の湯も、漁師ら向けに網元が用意した銭湯だったと思われる」...
埼玉県春日部市で銭湯を経営していた長沼さんの父親が、68年に梅の湯を買い取り移転。その後、長沼さんが跡を継ぎ、現在は、妻の三知子さん(73)と交代で番台に立っている。
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