全国老人保健施設協会など高齢者施設の団体は10日、東京都内で記者会見し、施設での新型コロナウイルスワクチン3回目接種に関する調査結果を発表した。入所者、職員ともに、ほぼ接種が完了した施設は40・8%だった。団体側は「施設では非常に強い勢いでクラスター(感染者集団)が広がっている」と指摘し、接種が進まない状況に危機感を示した。
入所者、職員がいずれも終えていない施設は42・2%に上った。ワクチンや接種券が届くのを待っている施設が多い。全国老人保健施設協会の東憲太郎会長は「自治体は、接種券なしでも打てると積極的に働き掛けてほしい」と訴えた。