2025年11月26日 05:00 | 有料記事

農福連携フォーラムで講演する千葉大学の吉田教授=25日、千葉市中央区

フォーラムでは参加者の交流会も開かれ、会場には農福連携で生産された野菜などが展示された
農業の担い手不足と高齢化が進む中、障害者が農業に従事する「農福連携」を推進しようと、県は25日、千葉市中央区のホテルでフォーラムを開いた。初開催となったフォーラムには、農業や福祉分野の関係者らが参加。基調講演した千葉大学園芸学研究院の吉田行郷教授は、農業が盛んで人口も多く、働きたい障害者と支援する健常者を確保しやすい千葉県は「東北や北海道などと比べて農福連携に取り組みやすく、潜在的な可能性は全国有数」と指摘した。
(小野洋)
農福連携は農業と福祉の両分野が協力し、障害のある人の就業機会を確保して、社会参画につなげる取り組み。2010年代後半から注目を集めるようになり、県内でも広が ・・・
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